ブログ記事の文字数に正解はない!大事なのはユーザーを満足させること!
〇この記事で分かること

・文字数が多いからといって評価されるわけではない
・ユーザーのニーズを満たすことが大切
・文字数とSEOに関連性がないことは公式が明言している
・適切な文字数は使用するキーワードによって異なる

ブログアフィリエイトをやっている人が、必ず直面する疑問。

 

それが、『記事の文字数』です。

 

何年も前から議論が繰り広げられています。

 

【最低でも2000文字は書こう!】、【いや、4000文字は必要だ!】。

 

こんな話を耳にしたことがあると思います。

 

ですが、適切な文字数なんてものは最初から存在していません。

 

では、何を基準に判断すればいいのか?

 

この記事では、文字数とSEOについて解説をしています。

 

読み終える頃には、文字数についての疑問は何1つ無くなっているでしょう。

ブログ記事の文字数に正解はなく、多ければ評価されるわけではない

記事の文字数というのは、多いからといって良い評価を貰えるわけではありません。

 

なぜなら、Google側が否定しているからです。

 

こちらのスレッドで、Googleのジョン・ミューラー氏が否定しています。

 

スレッド

 

Word count is not a ranking factor. Save yourself the trouble.

(文字数はランキングの要因ではありません。手間を省くことができます。)

 

またミューラー氏はTwitterでも同様に、文字数が順位を決める要因ではないと発言しています。

 

Word count is not indicative of quality.

(文字数は品質を示すものではありません。)

 

さらに、2021年2月27日にYouTubeで公開された動画でも、同様に否定しています。※25分くらいからで、英語です。

 

 

「私たちの見解では、ページ上の単語数は品質要因でもランキング要因でもありません。

したがって、やみくもにページにテキストをどんどん追加しても、ページは改善されません。」

 

評価されようとして文字数を増やす人がいますが、これは何の意味もないということです。

 

カツタ

Google側の人間の言葉が一番信用できますよね!

 

考えてみれば、当たり前の話です。

 

ただ文字数が多いだけで評価されるなら、こんなに簡単なことはありませんからね。

意識するべきはユーザーファースト

では、何を基準に文字数を決めればいいのか?

 

この答えは、『そもそも決める必要がない』です。

 

なぜなら、キーワードによって必要な文字数は異なるからです。

 

 

例えば、『ワードプレス・設定方法』といったキーワードなら、必然的に文字数は多くなります。

 

1000文字で、まとめるのは不可能だからです。

 

逆に『折紙・鶴・折り方』というキーワードなら、300文字程で事足ります。

 

手順を説明するだけですからね。

 

このように、キーワードによって必要な文字数は異なります。

 

なので最初から【今日は4000文字書こう!】と決めてやるのは、そもそもが間違っているのです。

 

Google公式が提供している検索セントラルでも、無駄に長く書かないように説明があります。

 

  • サイトに、同じトピックや類似のトピックに対してキーワードのバリエーションをわずかに変えただけの、重複している記事や冗長な記事が含まれていないか。

検索ユーザーは文字数を気にしていない

最も大事なのは、ユーザーを満足させることです。

 

文字数どうこうなんてのは、ユーザーからしたらどうでもいいことです。

 

あなたが検索をしている時を思い出してください。

 

【うわ~!この記事は文字数が多いな~!最高の記事じゃん!!】

 

ってなりますか?

 

ならないはずです。

 

気にしているのは、『自分の求めている答えが書いてあるか、そしてそれが分かりやすいか』です。

 

ただ長いだけの文章ほど、ストレスを感じるものはありません。

 

MEMO

友達との会話と同じで、1分で済む話を20分使って話されたら嫌ですよね?
【短くまとめろよ!】と思うじゃないですか?それと同じです。

 

どんなに文字が多くても、知りたいことが書いてなければ満足しないのです。

 

なので、疑問を1つも残さないことが大切です。

 

チェック!ユーザーが抱いている疑問を1つ残らず解消した結果、長くなったというなら問題なしです。

ユーザーの置かれている状況を想像する

ユーザーが検索をする時点で、どんな状況に置かれているかを想像することも大切です。

 

なぜなら、状況によっても文字数が変わってくるからです。

 

ここで問題を出します。

 

『じゃがいも・レシピ・簡単』というキーワードで記事を書いた場合、文字数は多くなる?少なくなる?
短くななる

 

このキーワードで検索をするユーザーは、簡単なレシピを求めているわけです。

 

なので、長文は嫌がります。

 

簡単なレシピなのに、7000文字とかあったら嫌じゃないですか?

 

 

2問目です。

 

『クレジットカード・おすすめ・ランキング』というキーワードで記事を書いた場合、文字数は多くなる?少なくなる?
多くなる

 

このキーワードで検索をするユーザーは、慎重になってカードを決めたいはずです。

 

納得させるには、各カードの機能やメリット等を詳細に書いていく必要があります。

 

これを1000文字で全て説明できるかと言われたら、無理ですよね。

 

なので、長くなるが正解です。

 

このように、常にユーザーのことを第1に考えて記事を書いていれば、重要なのは文字の数ではないことが分かると思います。

文字数が多い記事が上位表示している理由

文字数は検索順位を決める要因ではない、これは間違いありません。

 

ですが実際に検索結果を見ると、文字数が多い記事が上位表示されている傾向にありますよね?

 

こうなる理由は主に2つあります。

 

  1. 疑問を1つも残さないよう網羅性を意識するから
  2. ライバルサイトよりも多くの情報を入れたから

 

ユーザーが抱いている疑問を1つも残さないために様々な情報を入れるので、やはり文字数は多くなりがちです。※キーワードにもよります。

 

またライバルに勝つためには、ライバルの情報を網羅しつつも、彼らには無い新しい情報を入れることがあります。

 

この流れが繰り返されることで、上位表示される記事には文字数が多い物が増えるのです。

 

これを見た人が勘違いして、【なるほど!文字数が多ければ評価されるのか!】と短絡的に判断してしまうのです。

 

カツタ

ライバルの記事に必要ない情報が載っている時は、それを自分の記事に取り入れてしまうのはNGです!
僕はライバルたちの記事から余計な情報を全て取り除いて、簡潔にまとめた記事を書いたら1位表示された経験が何度もあります!

文字数は全く気にする必要がないのか?

文字数は一切気にしなくていいのか?

 

その答えはNOです。

 

なぜなら順位に直接的には影響しませんが、間接的には影響するからです。

 

 

僕はいつも記事を書き終えた時に、総文字数を半分にするよう意識してリライトします。

 

理由は、より簡潔にまとまっていた方がユーザーが読みやすいからです。

 

あなたなら、以下の2つの内どちらの記事を読みますか?

 

全く同じキーワード、同じ内容で記事を書いた場合

  • 記事①⇨5つの情報が5000文字で書かれている
  • 記事②⇨5つの情報が2500文字で書かれている

 

記事②を選びませんか?

 

だってどっちも同じキーワードで同じ内容なわけです。

 

ならより情報が綺麗に完結にまとまっている記事②を選ぶはずです。

 

実際に、Googleが上位表示させるのも記事②です。

 

なので僕は、より簡潔になるように最終チェックをしているのです。

 

最終チェックの手順

①まずは記事を書き上げる
②情報量はそのままで、文字を削る
※意識するポイント
⇨いらない情報は無いか
⇨2行を1行にまとめられないか
⇨文字ではなく画像や動画に変える
⇨長い文章を箇条書きに変える
⇨誤字・脱字はないか

③最後にもう一チェックして問題なければ終了

 

これをやれば、無駄な情報が一切ないスッキリとした読みやすい記事になりますよ。

まとめ

この記事では、文字数とSEOについて解説をしました。

 

内容を以下にまとめました。⇩

 

  • 文字数は検索順位を決めるための要因ではない
  • 文字数がランキング要因でないことは、Google側が公式に明言している
  • 大事なのは文字数ではなく、ユーザーの疑問を1つも残さないこと
  • 上位表示されている記事の文字数が多い傾向にあるのは、網羅性を意識した結果
  • 文字数そのものは重要ではないが、無駄な情報を削って記事を簡潔にすることは重要

 

この記事に書いてあったことを意識して記事を書けば、無駄なのない物が作れるでしょう。

 

ぜひ、意識して実践してみてください。