・サイト運営歴は検索順位に影響しない
・長いからといって評価されやすいわけではない
・ドメイン年齢はGoogleのランキングファクター(要因)ではない
あなたは、こんな話を耳にしたことがありませんか?
【サイトの運営歴が長い方が検索エンジンに評価されやすいんだよね~、運営歴が短いとGoogle側も情報が少なくてサイトを評価できないんだよ。】
これはSEO業界ではよく言われていることで、未だに論争が起きています。
ですがハッキリと言って、運営歴が長いからといって、それだけでGoogleに評価されることはありえません。
その理由について解説していきます。
サイト運営歴(ドメイン年齢)はランキング要因にはならない
サイトの運営歴が長いということは、ドメイン年齢も高いということです。
そして、長いサイトの方が、短いサイトよりも評価されやすいという話が今のSEO業界に蔓延っています。
つまり、開設して3ヶ月のサイトよりも、開設して1年のサイトの方が評価され検索結果で上位に表示されやすいということです。
ですが、Googleのジョン・ミューラー氏がTwitterで、ドメイン年齢がランキング要因であることを否定しています。
【いいえ、ドメイン年齢は何の役にも立ちません。】と回答しています。
なので、長い間サイトを運営しているからといって、それだけで早く表示されたり、高く評価されることはありえません。
サイト運営歴はランキング要因ではないし、そんなアルゴリズムは存在しないのです。
大事なのは、どれくらい長く運営しているかではなく、どれだけ質の高いコンテンツを作れるかです!
極端な話ですが、5年運営しているけど記事数0のサイトが良い評価をもらえるのかという話です。もらえるわけないですよね!コンテンツが無いのだから(笑)
なぜサイト運営歴(ドメイン年齢)がランキング要因だと言われているのか?
ではなぜ、サイト運営歴(ドメイン年齢)がランキングに影響を及ぼすと未だに言われているのか?
それは、過去にランキング要因であった可能性が高いからです。
2007年当時、ドメイン年齢がアルゴリズムの要素だという主張をしているSEO専門家が多くいました。
また、2010年に公開されたGoogleのマット・カッツ氏の動画も話題になりました。
この動画でマット・カッツ氏は以下のように発言しています。
【”6ヶ月前のドメインと1年前のドメインの違いは、実際にはそれほど大きくはありません。” 】
これを聞くと、まるでGoogleがドメイン年齢をランキング要因として使用しているように聞こえてしまいます。
なので、当時のSEO専門家は勘違いしてしまったのです。
ですが、カッツ氏は同じ動画内で、こうも発言しています。
【事実、検索エンジンでの順位を決めるのは、ほとんどがコンテンツの質と、コンテンツの質の結果として得られるリンクの種類なのです。】
結局は、どれだけユーザーが満足できるコンテンツを作ることができるか、そしてそれがどれだけの人の評価を集めているのかが大事ということです。
まとめ
サイト運営歴が検索順位に影響を及ぼすことはありません。
大事なのは、コンテンツの質です。
なので、運営歴が短くてもライバルに負けない高品質な記事を書くことができれば、十分に結果を出すことが可能です。
ユーザーが求めているものとは何なのか?
これをしっかりと考えて記事を作成していきましょう。