ミスチル

 

〇この記事で解決できる悩み

・ユーザーファーストの本質
・相手の心に寄り添う大切さ

日本を代表するバンド、ミスチルこと『Mr.Children(ミスターチルドレン)』。

 

彼らの代表曲の中に、ALIVE(アライブ)という曲があります。

 

この曲スゴイです!

 

アフィリエイトで稼ぐ上で超大切な、ユーザーファーストの本質が詰め込まれているからです。

 

この曲からユーザーファーストの全てが分かるといっても過言ではありません。

 

この記事を読む前と後では、あなたの考え方は変わっていることでしょう。

ユーザーファーストの本質

握手

 

ユーザーファースト。

 

サイトアフィリエイトで稼ぐなら、絶対に知っておかなければいけない言葉です。

ユーザーファーストとは?

ユーザーファーストとは、ざっくり言えば言葉の通り『ユーザーを最優先に考えろ!』という意味になります。

 

これは『Googleが掲げる10の事実』の1番目に記載されているくらい重要な考え方です。

 

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

https://about.google/philosophy/?hl=ja

【他のものはみな後からついてくる】。

 

そう断言しているくらい、大事な要素です。

 

ただ、これではユーザーファーストを真に理解したとは言えません。

表面上だけ理解しても意味がない

ユーザーを第1に考える、自分目線ではなく相手目線。

 

確かにこれらはユーザーファーストです。

 

ただ、これだとちょっと足りないのです。

 

なぜなら、人の感情って複雑だからです。

 

言葉にしたことが真実とは限りません。

 

本質的な欲求というのは目には見えないのです。

 

何でもかんでも言葉にできるなら、僕達は人間関係で苦労することもないでしょう。

 

なので、『ユーザーが表面的ではなく本質的に求めているもの(価値)』を提供しなくてはならないのです。

 

と言われても分かりづらいですよね?

 

僕もそう思います。

 

でも、これを簡単に学べる曲があります。

 

それがミスチルのALIVEなのです。

Mr.Childrenの『ALIVE』には本質が詰め込まれている

ミスチル

 

ALIVEは1997年に作られた曲で、ミスチルファンには人気の曲です。

 

 

この曲にはユーザーファーストの本質が詰め込まれています。

 

いわゆる応援歌なのですが、他の応援歌とは一線を画しています。

 

まずはザックリと曲の構成を説明し、その後に何が凄いのかを解説していきます。

 

実際に曲を聞きながらだとより深く理解できます。

Aメロ・Bメロで本質的な欲求を浮き彫りにして共感してくれる

この感情は何だろう 無性に腹立つんだよ
自分を押し殺したはずなのに
馬鹿げた仕事を終え 環状線で家路を辿る車の中で

全部おりたい 寝転んでたい
そうぼやきながら 今日が行き過ぎる

手を汚さず奪うんだよ 傷つけずに殴んだよ
それがうまく生きる秘訣で
人類は醜くても 人生は儚くても
愛し合える時を待つのかい

無駄なんじゃない 大人気ない
知っちゃいながら Uh さぁ 行こう

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l000dbc.html

まずAメロとBメロですが、上の歌詞を見てどう思いますか?

 

めっちゃ暗くないですか?

 

人生に絶望している感じがひしひしと伝わってきます。

 

【もうどうでもいいよ、やってらんねぇ】って超病んでいるのです。

サビで後押しをしてくれる

夢はなくとも 希望はなくとも
目の前の遥かな道を
やがて何処かで 光は射すだろう
その日まで魂は燃え

ラストのサビ⇩

報いはなくとも 救いはなくとも
荒れ果てた険しい道を
いつかポッカリ 答えが出るかも
その日まで魂は燃え

夢はなくとも 希望はなくとも
目の前の遥かな道を
やがて荒野に 花は咲くだろう
あらゆる国境線を越え…

https://j-lyric.net/artist/a001c7a/l000dbc.html

続いてサビですが、こっちでは前に進むことの大切さが書かれています。

 

辛いけど前に進まないと何も変わらない。

 

そういった気持ちを感じ取ることができます。

人は共感してほしい生き物

では、具体的に何が凄いのかを解説します。

 

この曲は、鬱曲かと思いきや応援歌になっている面白い曲です。

 

世の中にはドリカムの『何度でも』やZARDの『負けないで』等、多くの応援歌があります。

 

負けないで&何度でも

 

これらは良い曲ではありますが、『既に前向きになれた人をさらに後押しするための曲』です。

 

ですが、本当に落ち込んでいる時って【そんな気分じゃないよ、元気になんてなれないよ、放っておいてよ、、、】って感じになりますよね。

 

人は共感してほしい生き物です。

 

なので、落ち込んでいる時には、落ち込んでいる自分に共感してほしいのです。

 

それなのに、いきなり【元気出せよ!頑張ろうぜ!一緒に進もうぜ!!】みたいな熱い応援歌を聞かされても、鬱陶しいだけです。

 

でも、この曲はAメロ・Bメロで、落ち込んで苦しんでいる気持ちに共感してくれるのです。

 

そこを受け入れてくれた上で、それでも先に進まなくちゃね、ということを伝えてくれているのです。

 

これってめっちゃユーザーファーストじゃないですか?

 

ユーザーファースト的には、まず落ち込んでいる相手の気持ちを受け入れる』必要があるのです。

 

その後に勇気づけて、後押ししてあげればいい。

 

この落ち込んでいる気持ちへの共感がユーザーファーストの本質です。

 

これがなければ【お前落ち込んでんの?じゃぁ、この曲聞けよ!元気になるから!!】と自分勝手な優しさを相手にぶつけることになります。

 

実際、この曲の評価はめちゃくちゃ高いです。

 

以下YouTubeのコメントを一部抜粋しました。⇩

 

本当に落ち込んでる時にはこういう曲がいい。表面的な前向きソングよりも、暗い中に一筋の光が射すような。

そうなんだよな実際落ち込んだら前向きだけな曲では正直心に響かないよなリアルな応援ソングって感じ

【Mr.Childrenのこの曲とかPreludeとか、「一緒にがんばろう!ほら行くよ!!がんばれ!!」っていうよりかは「うん。わかるわかる。そうだよね苦しいよね。でもね…」っていう感じが好き】

いい曲ですね、、、。引き込まれてしまった。聴いてて怖くなったというか。本当に希望や救いはないのかな、と。ただ最後のギターの部分に光明というか、救いを感じました

すごく暗い気持ちで、どんな曲も違う気がして、これを聴いた時にすごく心に沁みた。

がっつり鬱症状の時に聴いて涙が止まらなくなって、でもそのあと凄い眠れて回復に向かった奇跡の一曲。 ありがとうございます。今も救われています。

【歌詞が同じフレーズにもかかわらず、最初と最後のサビの雰囲気がここまで違う。絶望と希望が一曲にまとまってる。】

4:40 の「さあ行こう」から短調から長調に変わって、それまでの鬱屈としたサウンドからもぶわーーーっと解き放たれて歌詞もそこから前向きになる流れがこの上なく素晴らしい曲。

これだけ多くの人の感情を動かしています。

 

人の感情を表面的にしか捉えられない人には、この歌詞は書けません。

 

相手が本当は何を望んでいるのか?どうしてほしいのか?これらの本質を理解しているからこそ書ける。

 

これが本当のユーザーファーストなのです。

まとめ

ミスチルから学ぶユーザーファーストの本質。

 

いかがだったでしょうか?

 

こんな歌詞が書ける桜井さんはスゴイですよね。

 

落ち込んでいる相手に対して、元気づけてあげようとする。

 

これは一見するとユーザーファーストに思える。

 

けれども、その相手はまだ元気になる段階ではないかもしれない。

 

まだ立ち直れていない、受け入れることができていない状態なのかもしれない。

 

なら、まずはその気持ちを認めて、受け入れ、寄り添ってあげる。

 

それこそがユーザーファーストの本質なのです。